通貨単位はユーロ。略号は€(EURO、EURとも略す)。補助通貨としてセントCENTがあります。 €1=100CENT。紙幣は€5、10、20、50、100、200、500の7種類、コインは1、2、5、10、20、50CENTと€1、2の8種類
フィンランドでは、銀行、郵便局、両替所、一部のホテルのフロントなどで両替えが可能です。それぞれレートが異なり、手数料がかかります。銀行より、両替所のほうがレートが良いです。町なかにはフォレックス(Forex)という両替所があるため困ることはありませんが、軒数は若干少なめです。日本円の通用度はかなり高いですが、地方都市などでは通用しないところもあります。地方都市の場合、両替所がなく銀行での両替えしかできないことが多いです。しかし、銀行は土・日曜は閉まっているので注意しましょう。手持ちの現金がなくなる前に、平日のうちに両替えをしておくことを忘れないようにしましょう。
北緯60度から70度に渡り南北に細長く、国土の3分の1が北極圏(ラップランド)に位置しています。他の北欧と同じようにノルウェー沿岸を流れるメキシコ湾流のおかげで、緯度の割には穏やかな気候です。四季も比較的はっきりとしています。フィンランドの夏は終わりはありますが、夏の1日の終わりがありません。太陽が沈まない白夜があるからです。秋に近づくと森の色が劇的に変化し、ハイキングが気持ちの良い紅葉の季節です。ヘルシンキではあまり雪は降りませんが、北部と東部では雪が多く長い冬が続きます。また、北極圏では1ヶ月以上太陽が昇らない極夜になる地域もあります。春は約1ヵ月半と短く、それを祝う熱狂的な祭りが行われる時期が5月1日です。
3月は雪が残っていても日照時間が長く春の訪れを感じさせます。しかし4、5月もまだ肌寒く、ジャケットやセーターなどの冬の服装が必要です。北欧の盛夏である6、7月の日差しは強く日焼けしてしまうほど。日中は半袖で過ごせますが、朝晩は涼しいので薄手のジャケットなどが必要です。 8月半ばに日が短くなり秋の気配が感じられます。9月から10月にかけては気温が急激に下がり、雪も降るのでセーターやコートを忘れずにしましょう。 11月には冬に突入し、12月から3月までは南部でも氷点下になります。耳の隠れる帽子と手袋は必需品。とくにオーロラ観測には完全防寒で向かいましょう。
日本とフィンランドの時差は-7時間
| 首 都 | ヘルシンキ |
|---|---|
| 面 積 | 33.8万平方キロメートル |
| 人 口 | 540万人 |
| 言 語 | フィンランド語、スウェーデン語、サーメ語、英語 |
| 民 族 | フィンランド人、スウェーデン人、サーメ人 |
| 宗 教 | キリスト教(プロテスタント) |
| 電 圧 | 220ボルト / 230ボルト |
| 周波数 | 50ヘルツ |
| プラグタイプ | C型 |